
絵本
油絵、詩集
194×130.3cm×1点
162×112cm×1点
18.2×25.7cm×1点
3点
「春という季節は、理由のない不安が花粉みたいに空中に舞っているものだ。それを無理に言葉にして形を与えてしまうよりは、風に流してしまったほうがいいこともある。」
静謐なイラストレーションと写真、ことばの融合によるこの詩画集の一節から、作者・佐藤日向さんの表現への深い思索と葛藤をみることができるのではないでしょうか。
大きな画面に向き合う時間と、小さな文字に想いを込める時間、デジタルデータに刻む時間。
油絵の具のままならなさ、降り積もることばたちの重み、写真に残された抗うことのできない匂いや手触り。
それらを集め、今を生きる幸せと痛みを繊細なエディトリアルデザインによって叙情的な一冊の「本」に結実させました。
媒体の垣根を越え様々な表現の可能性を追い求めた、今後の継続と展開を期待させる秀逸な作品です。