
写真
ZINE
72.8×103cm
1点
普段人に話すことのない自分の心の世界を形にして現しました。
この作品は、高校時代に抱えた思い残しの感情をたどりながら、今まで撮影してきた数々の写真を見返し、その気持ちを補完するように編み上げたフォトジン(photo-zine)である。
高校生活では友情や嫉妬、信頼と裏切り、期待と不安、友情と愛情といった複雑な感情が入り混じり、自分でもコントロールできないほど心が揺れ動くことがあります。
大学生となり時間が経ったことで、そうした日々は次第に距離をもって振り返られるようになり、切なくも眩しい記憶として感じられるようになるのです。
しかし当時に残してしまった大切な感情は心残りとなり、今も心の片隅に残り続けているのです。本作は、その感情を写真によって再構成し、ひとつの形としてまとめたものです。
サイズはグーテンベルクの「42行聖書」をイメージして拡大され、軽やかなジンの形式でありながら、内面の記憶や感情を丁寧に掬い上げた写真集として高く評価されました。