写真
写真
アクリル圧着、インクジェット
145.6×103cm
1点
写真専攻では「意図が伝わる写真」を指導しています。写真表現は報道やファッション、広告のみならず商用ではないメディアとしての特性もあります。作者は高校時代よりカメラを持ち歩き写真部にも所属し、多くの写真作品を制作してきました。3年次まで映像メディアデザインコースにて、自分自身を被写体とするセルフポートレートの作品を制作してきました。「見る・見られる」関係性を研究しながら卒業制作のコンセプトを考え、最終的に辿り着いたのが「被写体にこそ今の自分が宿る」ということでした。自分を取り囲み支えてくれている友達の最高の写真が撮りたいという思いが、この作品を生み出しました。背景や衣装などを被写体となる友達と一緒に決め、力強い存在感と柔和な表情を一瞬に収めた、素晴らしい傑作となりました。