プロダクトデザイン
木工
木材・布
51,4×100×46,8cm
1点
この提案は、長い時間同じ姿勢を取らざるを得ない現代人の抱える身体的・精神的な健康問題に向き合って考察された、あえて不安定な状態で様々な姿勢がとれ、健康を保てる椅子の提案です。
椅子を通じて、人が座る「行為」そのものについての観察と考察を行い、発見した課題を実験を繰り返し、早い段階から合理的な「機能」「造形」「使われ方」を見つけられた事で、最終的な制作物の精度も高くなりました。
この様な工程は、現実社会でのプロダクト開発やそのデザインの現場でも模範となる手順と言えます。
この様に、学生でありながら、デザイン開発工程を最初から最後まで緊張感を途切らせる事なく高い精度で完終出来た事が非常に高く評価できます。