イラストレーション
イラストレーション
アクリル、キャンバス
80.3×80.3cm×10点
日常の生活の中で見慣れているものたちと、海を中心に生きるものたちを組み合わせることで、生活用品自体があたかも生き物に見えてしまう驚きや面白みを感じて欲しいという意図を持って制作されました。
我々の慣習的な日常の中に異質なものを取り込むことで、認識というもののズレ、感覚の拡張を見る人に与える作用とグラフィカルな表現、古賀さんがテーマとして追求している「もののキャラクター性」が鮮やかな色彩で描かれ、迫力のある力強い表現として結実しました。現代のコミックイラスト的な表現という潮流から、さらに一歩を進め、彼女自身のオリジナルなスタイルとテーマを発見し、更なる表現研究へとつながる意欲的な作品です。